DATE: 03/20/2008 12:31:40
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INS着呼トラブルの続き。
コール障害の出ているリモート先の接続形態を確認すると、
ふるーい、ふるーいTAを使っていた。
しかし、先のブログでも確認したようにモデムでもないのに、
なぜTAからのコール接続をルータで受けられないのか(解釈できないのか)?
構成は下記のとおり。
host - TA - ins64 - router
私のような若者には、TAもモデムにもなじみがない。
SEの話では、他のTAでは接続を受けられているという。
該当のTAを調べてみると、古すぎて情報がない。
いろんな筋からなんとか情報を得て、このTAはV.110接続(この表現は正しいのか?)
であることが分かった。
V.110は、host と TA間の速度を中間速度(8k,16k等)に変換して、さらに
64kに変換する技術だ。
Q12: 速度変換方式のV.110とはどういう意味か?
http://www.ntt-west.co.jp/shop/faq/answer/isdn_04_01.html
しかし、64kに変換しているとはいえ、一旦中間速度に落としていることや、
v.110フレームでのデータ部を考えると、
実質のデータ回線速度は、64k以下(規格上は19.2kbpsまで)になる。
下記でユーザレート計算が紹介されている。
How the User Rate is Calculated
http://www.cisco.com/warp/public/471/ts_24675.html#ur
で、結局このトラブルは、以前紹介したデジタルモデムがないと接続できない。
デジタルモデムでは、v.110をサポートしているので。
BRIでデジタルモデムが使えないのが痛い。

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