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日本はこれからもアメリカとずっと仲良しでいるべきだ。
その一つの手段が軍事同盟の継続。
軍事的に重要だからじゃない。
自衛隊に核を持たせれば、そこそこ世界と渡り合える。
経済的に重要だからじゃない。
もっと大事なことがある。
仲良しでいたほうがいいのは、日本にとってアメリカは心の友になるからだ。
日本は、元々人の移動が少なかったこともあって
閉鎖的、集団主義、状況対応型なお国柄。
その相方にはどんな人がいいのか。
友達でも夫婦でも、漫才コンビでも違うタイプの人間が組んだほうが
その関係はうまくいく。互いに違うから自分を知る、よいチャンスがたくさんある。
だから、日本には開放的で、個人主義で、原理主義型の国と相性がいい。

それってアメリカのことやーん
おー、せいきゃんゆーしー♪
日本にとって、最適な相方はアメリカに決定しました!
小型版アメリカのイギリスと同盟を組んでた時と、
日本の類似国家であるドイツ
(閉鎖性から生まれたアーリア思想、神国日本の類似)と同盟組んでた時を比較したら、
相方の選択ってこれからも重要やと思う。
んなことを考えてたら。
三島由紀夫(1925-1970)のこと思い出した。

俺と同じように、日本を精神的な側面から捉えながら
日本をアメリカから軍事的に独立させようとしてたんやなー。
うーん、賛成できん。
彼が自衛隊に立てこもった時の、演説(一部)です。
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(自衛隊に向かって)
自衛隊にとって建軍の本義とはなんだ。
日本を守ること。日本を守るとはなんだ。
日本を守るとは、天皇を中心とする歴史と文化の伝統を守ることである。
おまえら聞けぇ、聞けぇ!静かにせい、静かにせい!話を聞けっ!
男一匹が、命をかけて諸君に訴えてるんだぞ。
いいか。いいか。
それがだ、いま日本人がだ、ここでもってたちあがらなければ、
自衛隊がたちあがらなきゃ、憲法改正ってものはないんだよ。
諸君は永久にだねえ、ただアメリカの軍隊になってしまうんだぞ。
諸君と日本の………アメリカからしかこないんだ。
シビリアン・コントロール………シビリアン・コントロールに毒されてんだ。
シビリアン・コントロールというのはだな、
新憲法下でこらえるのが、シビリアン・コントロールじゃないぞ。
………そこでだ、俺は四年待ったんだよ。
俺は四年待ったんだ。自衛隊が立ちあがる日を。
………そうした自衛隊の………最後の三十分に、最後の三十分に………待ってるんだよ。
諸君は武士だろう。諸君は武士だろう。
武士ならば、自分を否定する憲法を、どうして守るんだ。
どうして自分の否定する憲法のため、自分らを否定する憲法というものにペコペコするんだ。
これがある限り、諸君てものは永久に救われんのだぞ。
諸君は永久にだね、今の憲法は政治的謀略に、諸君が合憲だかのごとく装っているが、
自衛隊は違憲なんだよ。
自衛隊は違憲なんだ。きさまたちも違憲だ。
憲法というものは、ついに自衛隊というものは、
憲法を守る軍隊になったのだということに、どうして気がつかんのだ!
俺は諸君がそれを断つ日を、待ちに待ってたんだ。
諸君はその中でも、ただ小さい根性ばっかりにまどわされて、
本当に日本のためにたちあがるときはないんだ。
(略)
まだ諸君は憲法改正のために立ちあがらないと、見極めがついた。
これで、俺の自衛隊に対する夢はなくなったんだ。
それではここで、俺は、天皇陛下万歳を叫ぶ。
天皇陛下万歳! 天皇陛下万歳! 天皇陛下万歳!
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