2008年11月12日水曜日

人類を3つのカテゴリーに分ける

人が腹を立てるのも、不安になるのも、
それは、人格の問題や考え方の問題ではなく、
ごく当たり前の反応であり、それが偽りのない真実だ。

現実と意思は完全に独立している。
現実と意思が歩調を合わせたように見えるのは、
偶然に起こったか、現実を実現するための行動をとった為だ。

人間が進歩することはありえない。
人は生物として生きている。その中で自分の権益が奪われそうになれば攻撃的になるし、
不安になる。また、自分より優れた人を見れば、嫉妬したり、自身を悲観したりする。

それは当り前のことだ。

腹が減れば、いらいらする。
セックスできなければ、いらいらする。
飯と体を求めて人類は生きてきた。
寒ければ、家を建て、服を着た。

なんの不思議もない。

常に強いものが勝ってきた。
弱者は強者の思いのままだ。

正義が勝つのは、勝った人間が自分が正義であると常に宣言するからである。

また、誰もが認める事実、それはいつかは自分が死ぬこと。
その不安を商売にする輩がいる。
宗教家だ。


人類は3種類に分けられる。

弱者、強者、宗教家。

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